九条の会詩人の輪 全国のつどい 18回の軌跡



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輝け9条!詩人のつどい 
2015年10月10日
  第18回つどい 関西にて盛会

 10月10日午後、エルおおさかにて開かれた第18回「輝け九条!詩人のつどい」(関西二回目)は、90名の参加で盛会でした。この会のつどいに初めて来場される方々も多く、和やかで真剣ないい雰囲気で進行しました。

  有馬敲さんの楽しく今後につなげたい視野の開会あいさつで始まり、司由衣さんの切実なお話付きの九条朗読と、はじめから盛り上がりました。左子真由美さんのお話は、お父様の戦争体験をめぐる複雑な心の交流が胸をうち、プレヴェール名詩「バルバラ」の朗読、ボリス・ヴィアン名詩「脱走兵」の沢田研二さんの歌紹介と続き、柔らかな愛の詩の感性から平和の心を語られました。
  原圭治さんのお話は、戦後の平和と戦争をめぐる情勢のわかりやすい解説、昨今の戦争法反対運動における新しく若い声の言葉の特長、長田弘さんや谷川俊太郎さんの名詩に見る詩と音楽性、などを大いに語られました。会計の梅津弘子からユーモラスなカンパの訴えで休憩。

 江口節さん、登り山泰至さん、秋野かよ子さん、林田悠来さん、瀬野としさん、名古きよえさん、玉川侑香さん、熊井三郎さん、中原道夫さん、の九名の詩人による朗読は、詩風もさまざま、世代もさまざまな多彩なものとなり好評でした。
 福岡から坂田トヨ子さん、埼玉から鈴木太郎さん、福井から稲木信夫さんが、遠方からの世話人登場として紹介され、ひとことずついただきました。

 閉会あいさつを兼ねた報告として、佐相憲一から詩人の輪の根幹に関わる詩の心を大切にした幅広い連帯の重要性が伝えられ、つどいは終了しました。司会をしてくださった榊次郎さんは準備段階から関西の窓口になってくださり尽力されました。受付では、いしだひでこさん、田島廣子さんも大変な役を引き受けてくださいました。洲史さんは当日会場あれこれで活躍され、木島章さんは配布プログラムを製作してくださいました。
  ご来場の方々をはじめ、多くの方々の協力で盛会となったこと、ここに深く感謝御礼申し上げます。
  つどい準備の過程とつどい後の来場者への声掛けで、10名の新賛同者を迎えることができました。10月15日現在、会は1132名となり、打診後、返事待ちの方もいらっしゃいます。
  11年を迎えた詩人の輪、ますます健在の秋です。平和を愛し詩を愛する全国の皆さん、引き続き、ご協力をお願いいたします。     (佐相憲一)
開会あいさつ 有馬敲
平和憲法九条朗読 司 由衣 会場を埋めた90名の参加者
トーク 「私の思い}
 左子 真由美  原 圭治
詩の朗読
江口 節 登り山泰至 秋野かよ子
林田悠来 瀬野とし 名古きよえ
玉川侑香 熊井三郎 中原道夫
遠方からの世話人
福井から稲木信夫
福岡から坂田トヨ子 埼玉から鈴木太郎
司会の 榊次郎
 閉会あいさつを兼ねた報告 佐相憲一
受付風景

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