「詩人の輪」つどい・イベントの紹介と報告 その1
 
2004〜2006

イベントの紹介と報告一覧 

    福岡のつどい
       
  2006年7月30日(日)午後1時〜4時(受付12時半から)
 
    九州英数学館 国際言語学院
  
           (福岡市中央区舞鶴1丁目)
                会費・500円

        講演・「日本国憲法の今」 石村善治
  (憲法学者・福岡大学名誉教授)
  
      シべリア抑留体験から   上尾龍介

      詩の朗読           岡たすく・ほか
      
      呼びかけ人挨拶       野田寿子
      
      大阪・東京からの報告   佐相憲一 鈴木太郎
     

       福岡のつどい呼びかけ人

        麻生久 岡たすく おだじろう 柿添元 門田照子 草倉哲夫
        坂田トヨ子 坂本梧郎 鈴木薫 田中啓介 土田昌子 野田寿子
        羽田敬二 山田由紀乃 (6月10日現在)



    連絡先・九条の会詩人の輪 福岡実行委員会
         TEL・FAX 092−572−2379(坂田)
         
               「赤旗」より
    


  Part3    (なによりも詩と平和をー九条の会・詩人の輪)
       
       6月17日(土)午後1時半から4時半
       東京・池袋 豊島区立勤労福祉会館(6F)

   講演・南風洋子(女優・劇団民芸)
            


      みずからの戦争体験を語り、
      茨木のり子の詩「わたしが一番きれいだったとき」を朗読。

       
  原 子朗(詩人・宮沢賢治イーハートーブ館館長)

 
 
  憲法九条のなかにある永久(エタニティ)という言葉が
  九条そのものであり、九条の意味の深さとすばらしさを話されました
 
   詩の朗読・柳生じゅん子・上手 宰・栗原澪子

 
       

  柳生じゅん子 氏

            

            上手 宰氏

      

                栗原澪子 
                                 

   

  司会・甲田四郎 堀内みちこ

         
 フルートアンサンブルeff       沖縄のうたとおどり

  
           沖縄のうたとおどり・舞踏「四つ竹」など
                   儀部 恵子ほか
      音楽
          フルートアンサンブルeff
             「G線上のアリア」ほか
             林晃子・阿部絵里奈
             杉浦容子・目黒裕子

       司会 甲田四郎 堀内みちこ
       挨拶 大河原 巌
       大阪からの報告 佐相憲一

   (アンケートより)

     南風洋子さんの講演は体験をもとにしたもので、説得
    力のあるものでした、朗読も、それぞれの詩人の出自や
    体験を通したしっかりと伝わるものであった。
     原子朗氏の講演は時間がなく残念、ゆっくり聞きたか
    った。
     大阪・福岡・九州と拡がって行く様子は頼もしい。
     今回は少しツメコミ過ぎてゆっくりしたい気がしました。
     上手宰さんの朗読にとても感動しました。この詩をきけ
    ただけでも参加してよかったと思うくらいでした。
     佐相さんの報告も元気がでました。このような催しを、
    今後ともお願いします。
     お友達に誘われて参加しました。とてもこころに残る
    若い方の詩の朗読があり、南風さんの戦争のおはなし
    原子朗さんのユニークなおはなしもこころ動かされまし 
    た。わたしもまわりにひろげたいとおもいます。

 


九条の会「詩人の輪」のつどい

   関西のつどい
            2006年 4月23日(日)
  
       ごくあたりまえの9条!!地方開催第1弾

       イメージ・してごらん
         もしも憲法9条が変えられてしまったら・・・・・・
   
   司会・進行:左子真由美 佐相憲一
   挨拶:有馬 敲
   講演:アーサー・ビナード「いま、アメリカ日本九条のこと」
   リレートーク:青木はるみ 井上 庚 井上俊夫 下村和子
   パフオーマンス
   詩朗読
   音楽 

        関西のつどい・大成功!!

    皆さん、本当にご苦労さまでした。
   満員の熱気と濃厚な内容に、参加者からは会後のいまも
   連日、「行って良かった」「想像以上にいい会だった」「自 
   分も会に入る」「参加者が多いので驚いた」「涙が出た」
   などなど、熱い声と共に、実行委員会への心のこもった
   ねぎらいのお言葉が寄せられています。
   また、地方開催第一弾成功を受けて、福岡の参加者から
   九州でも開きたいとのうれしい希望もお聞きしています。
   驚いたのは、会後を待っていたかのように、参加できなか
   った方から、つどハガキを使って「お疲れさま」の連帯の
   声がいまも届くことです。
   こうして、私たちの詩人の輪は活性化されました。
   情勢が深刻なだけに、九条の輪が元気に話題になること
   はいいことです。これも実行委員の皆さんのこれまでの
   素晴らしい準備活動と出演者の皆さんの貴重なお心の
   おかげです。ありがとうございました。
      

part2

  
2005年11月6日(日)

エデュカス東京(全国教育文化会館)
 
  
      東京・千葉・埼玉・神奈川・京都・大阪など各地の詩人や
     詩を愛好するひとたちが所属を超えて集まりました。

   
    開会挨拶・大河原 巌
  
  
   バイオリン演奏・伊藤 真喜子
            
                
   リレートーク・八木 幹夫                 羽生 康二
      「無言館」を引き合いに話し           「満鉄」の一家に生まれた
      (死にたくはない)(人を殺し           その戦争体験から、9条を変え
       たくはない)と訴える。             てはいけない、その一点を。

               
        甲田 四郎                小森 香子
    出納簿の違算の話しから、嘘に    「教育勅語」の教育に、11歳で兵隊さん
    騙されるな!知らない人が騙され   への慰問文が採用され、戦争犯罪に手を
    犠牲になると訴える。           かしたという、自責の念に。
                           
   
    タップダンスと歌・遠山 信男(84歳)

            
  自作詩朗読・秋村 宏      真田 かずこ          八木 忠栄
     権威への不服従を      家族の団欒を         古里を   各々朗読

  
    クラリネット演奏・水越 裕二

     フロア発言者
      いだむつつぎ・清水いく・さえぐさひろし・佐相憲一・古川ひろし・長居煎・湯浅京子
       9条をそのまま次の世代に引き継ごう・自分が行動できるところから立ち上がろう
       等語られました。


       「詩人の輪」一周年記念・詩人のつどい
       
 呼びかけ人メッセージ

            土井 大助
   
       杜甫(712〜770)の詩「曲江」を再読しました。後半4行は次の通りです。
       
          (戦終わって)川緑の御堂に かわせみ巣を架けた
           庭の小高い塚あたり 石の麒麟がねてござる。
           物の道理を突き詰めりゃ 人生自由に楽しむことさ
           下らぬ名声で身を縛る そんな生き方まっぴらだ。
           
          軍人の卵で敗戦を迎え、戦後どう生きるかで呻吟した末、
         ぼくが辿り着いた心境を、この詩編は代弁してくれた気がしています。
          あれから六十年!今、日本は世界でどういう位置に立ち、どういう向き
         で動きつつあるのか―楽観も悲観もまだ早い、今動いている最中です。
         唯一ぼくの思いは切実です。
          早い話、「九条の会・詩人の輪」についていえば、こうした真剣な試みを、
         後世の傍観者家に「美しい徒労」などと呼ばせてはならぬ。という思いが募る
         のです。
          10月末の昨日、第3次小泉内閣が発足。
         世をはばかなぬ改憲布陣です。けれども、世論は、よくも悪くも不動では
         ありません。いよいよ待ったなし。勝負の時は近づいた。
         事態は本気を求めています。
         今ならまだ自由がある。言論も表現も。この自由をなかせまい。
          力ある人は力を、才ある人は才の限りを、財ある人は浄財を
         この「詩人の輪」によせてください。   土井 大助


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